いろいろ

昨年12月、義父が他界しました。
ブログに載せるのをちょっとためらっちゃって、
今日まで更新できず、、、。



義父は肺ガンで長い闘病の末、逝ってしまいました。



パパも最期を看取る事ができませんでしたが、
苦しまなかった、ということらしく、
まあ、よかったというかなんというか、、、。


その後、喪主となっての通夜葬儀など、バタバタでしたが
なんとか終わりました。
いろいろ勉強になりましたね。。。


今話題の「おくりびと」のように、納棺師が死装束に
着替えさせてくれたんだけど、ほんとに美しいんです、所作が。
立ち会っているこちらには、死人の裸体を一切みせる事なく、
手際よく、やってくださいました。


で、「あーー、おじいちゃんは旅にでるんだな、もう二度と会えないんだな」
って、その時一番感じられた、っていうか、一番ぐっときた時だった
ように思います。



子供達ですが、お姉ちゃんは安置されている遺体もちゃんと見る事ができず、
「こわい、、」みたいな感じでしたが、弟くんは『死』を受け止める
気持ちと、好奇心とが入り交じったような感じで、
冷たいおじいちゃんをなでたり、布団をめくって足を見たり、
しまいにはつむってる目を開けたりして、オイオイ、、、みたいな。(^_^;)


そのとき開けた目から涙が一滴落ちてきたようで、「涙がでたー!」って。
なんか、じーんとしちゃいましたけど。。。


ただのいたずらっこ状態、なんだけど、でも彼なりに考えていたようで。
通夜の帰り道では「おじいちゃんが死んだって意味が分かんない」と
ずーっと繰り返し言ってました。


その後お骨になったおじいちゃんも、彼はちゃんと「見たい」といって
神妙な顔で見てまして、「おじいちゃんが死んじゃったって、意味分かった?」
と聞くと、うん、とうなずいておりました。


2年生には、かなり刺激の強い何日間だったかと思いますが、
彼は全部目で見て確かめて、納得したみたい。


その後何日かも彼は、朝は誰よりも先に祭壇に向かって拝み、
「おじいちゃん天国に着いたって。天国楽しいって聞いたら、楽しいって」
などと、泣かせるような事をさらりと言ってのけたりして、
周りを驚かせるのでした。


お姉ちゃんは、、、というと何も語らず。何も見ようとせず。
でも、わたし分かってるよ、みたいな。(^_^;)


受け止め方もいろいろです。



仏壇、お墓がまだなので、これから、です。
ゆっくりでいいみたいなので、まあ、ゆっくりね。
義母が1人なので、また何かあったら、、と思うとね、、、、。


こちらはもう「日常」が戻ってますが、寂しいだろうな〜とか
思ったり。


ま、今は元気なので、フットワーク軽く、いろいろエンジョイして
もらいたいな〜。