世界の中心で、愛を叫ぶ


を読みました。
う〜ん、、、サラーッと読めて、ちょっとジンときたところもあったけど、
「感動」はまったくなし。
人の死と純愛を結びつけりゃ、そりゃ、涙腺刺激されるだろ〜、、ってかんじで
内容は、ベストセラーになるような内容なのか?私には分かりませんでした。
読んだ後に心に響くものがまったくなかったです。
愛の形はそれぞれだし、相手が死に直面したときに感じる事や、行動も、
そうなってみないと誰にも分からないし、死んでしまってからどう立ち直るかも
ひとそれぞれ。だから、特に言う事なし、です。
柴崎コウが「わたしもこんな恋愛をしてみたい」と、帯に書いてあったけど
は〜?と思った。「これくらい愛せる人に出会いたい」なら分かるけど。


あれ、私って冷めてる?


ところで、映画を見てないので分からないけど、柴崎コウは最後のシーンに出てくる
だけで、「主役」なの?
本では最後のシーンで主人公の「成長」が少し感じられて、ちょっとだけ救われた。
最後のシーンがなかったら、ほんとにただの悲しい若者の恋愛話。